英語学習する上で分かりそうで分かりずらいのが、この形容詞と副詞。
形容詞と副詞のポイントは、形容詞が名詞を修飾し、副詞が動詞や形容詞を修飾するということ。
以下では、形容詞と副詞で掴んでおくべきポイントを紹介したい。
形容詞と副詞の働き
形容詞 | 名詞を修飾する |
副詞 | 動詞や形容詞を修飾する |
形容詞の例
a heavy stuff
重たいもの
a small book
小さい本
副詞の例
I get up early.
早く起きる。
He studies English hard.
彼は、一生懸命、英語を勉強する。
She has very long hair.
彼女は、とても長い髪をしている。
形容詞と副詞の種類
性質や状態 | good (よい)、kind (親切な)、new (新しい)、old (古い)、hot (熱い)、cold (冷たい)、smart (賢い)、foolish (愚かな) |
数量 | many (多くの)、much (多量の)、some (いくつかの)、few (少数の)、little (少量の) |
代名詞 | this (この)、that (あの)、these (これらの)、those (あれらの)、all (すべての) |
「数えられる名詞」に使う場合と「数えられない名詞 (物質名詞)」に使う場合
数えられる | 数えられない |
意味 |
a few | a little | 少しある |
few | little | 少ししかない |
many | much | たくさんの |
a lot of | a lot of | 多くの |
some | some | いくつかの |
any | any | いくらかの |
no | no | 少しもない |
上記の一覧にあるように、”many” は数えられる名詞の前に置き、”much” は数えられない名詞の前に置くが、どちらも “a lot of” に置き換えることができる。
また、”few” と “little” は、どちらも冠詞の “a” がつかないと、「少ししか~ない」という否定の意味になる。
さらに、 “not~any” と “no~” は、「何も~ない」という同じ意味になることに注意。
以下の例文で使い方を確認しよう。
few、a few、little、a little、many、much、a lot of、some、any、no の使い方
She has few apples.
彼女はリンゴを少ししか持っていない。
She has a few apples.
彼女はリンゴを少し持っている。
He has little water.
彼は、水を少ししか持っていない。
He has a little water.
彼は、水を少し持っている。
I have many comic books. = I have a lot of comic books.
たくさんのマンガ本を持っている。
We have much rain during Japan’s rainy season. = We have a lot of rain during Japan’s rainy season.
日本の梅雨の時期は、たくさんの雨が降る。
He has some coins in his pocket.
彼は、ポケットにいくらかコインを持っている。
He does not have any coins in his pocket. = He has no coins in his pocket.
彼は、ポケットに何もコインがない。
There is、Here is ~の使い方
ここでのポイントは、be 動詞のあとの名詞に注目。単数の場合は “is”、複数の場合は “are”。“Here is (are)” も同様に考えていい。
There is a shopping mall near here.
この近くにショッピングモールがあります。
There are shopping malls near here.
この近くに複数のショッピングモールがあります。
Here is a smart phone.
ここにスマホがあるよ。
Here are three CDs.
ここに3枚のCDがあるよ。
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