英語の発音が似ているけど、意味合いが微妙に異なる単語がある。その一つは、「effective」と「efficient」ではないだろうか。
英語学習者にとって、あれ、どっちがどっちの意味だったかな、と思ってしまう。
今回は、「effective」と「efficient」の違い、その意味、関連する表現を紹介したい。
「effective」と「efficient」の違い
○ effective: 効果的な、有効である
I think it’s one of the most effective ways of learning English.
(それは英語学習の最も効果的な方法の一つと思う)
○ efficient: 効率的な
This method is twice more efficient than that one.
(この方法はそれよりも2倍、効率的だ)
「effective」と「efficient」の意味
Merriam-Webster 辞書によると、「effective」と「efficient」の意味は以下のとおり。
effective:
producing a result that is wanted : having an intended effect
(求める結果を生み出すこと:意図した効果がある)
efficient:
capable of producing desired results without wasting materials, time, or energy
(もの、時間、またはエネルギーを無駄にすることなく、求める結果を生み出すことができる)
辞書の定義によると、両方とも、求める結果が出るのは同じだが、「efficient」の方が「時間やエネルギーをかけない」という点が異なる。
「effective」,「efficient」に関連する他の英語表現
○ operative: 作動する、効力がある
Our plant in the area is operative again.
(その地域の当社の工場は、再度、稼働している。)
○ productive: 生産的な
It was a highly productive meeting.
(生産性の高い会議だった)
○ proficient: 熟達している
She is proficient in speaking English.
(彼女は、英会話が堪能だ)
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