英語の発音が似ているけど、意味合いが微妙に異なる単語がある。その一つは、「document」と「documentation」ではないだろうか。
どちらも「文書」という訳語が含まれているので、ニュアンスの違いが分かりづらい。
今回は、「document」と「documentation」の違いと使い方、その意味、「document」に関連する表現を紹介したい。
「document」と「documentation」の違いと使い方
「document」 と 「documentation」 は、前者が文書や書類などを表し、可算名詞であるのに対して、後者が文書のかたまりを表し、不可算名詞という点が異なっている。
○ document: 文書
This document will give you a brief overview of how to use it.
(この文書を読めば、その使い方の概要が掴めます)
○ documentation: 証拠書類、証拠文書
You need documentation to verify that you could not finish your classes due to the illness.
(その病気が原因でクラスを終了できなかったことを確認するための文書が必要です)
「document」と「documentation」の意味
Longman 辞書によると、「document」と「documentation」の意味は以下のとおり。
document: a piece of paper that has official information on it
(公式情報が記載されている一枚の紙)
documentation: official documents, reports etc that are used to prove that something is true or correct
(特定のことが事実または正しい、ということを証明するために使用される複数の公式文書、レポートなど )
「document」に関連する他の英語表現
○ paper : 新聞、文書、論文
I read in the paper about it.
(それについては、新聞で読んだ)
○ report: レポート、報告書
I have to turn in the report by next Friday.
(来週の金曜日までにレポートを提出しないといけない)
○ form : 書式
Fill in the application form.
(申込用紙に記入してください)
※「note」と「memo」の違いについては、以下を参照。
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