英語自体が何となく似ているけど、意味合いが微妙に異なる単語がある。その一つは、「personal」と「private」ではないだろうか。
どちらも「個人の」という訳語が含まれているので、ニュアンスの違いが分かりづらい。
今回は、「personal」と「private」の違いと使い方、その意味、「private」に関連する他の英語表現を紹介したい。
「personal」と「private」の違いと使い方
「personal」は、個人のみに関係し、「private」は、グループまたは個人に関係している点が異なっている。
○ personal: 個人の、私的な
For your security, please keep your personal belongings with you at all times.
(安全のため、私物は常に携帯してください)
○ private: 個人の、内輪の
We will have a private party for our members this weekend.
(今週末、メンバーだけのプライベートパーティを開催します)
「personal」と「private」の意味
Longman 辞書によると、「personal」と「private」の意味は以下のとおり。
personal: belonging or relating to one particular person, rather than to other people or to people in general
(他の人や一般の人ではなく、特定の人に属している、または関係している)
private: for use by one person or group, not for everyone
(すべての人向けではなく、1人または1つのグループによる使用向け)
「private」に関連する他の英語表現
○ confidential: 機密の
This information is confidential.
(これは機密情報です)
○ exclusive: 排他的な
This password gives you exclusive access to your test result.
(このパスワードを使うと、テスト結果に排他的にアクセスできます)
○ separate: 個別の
You have to use separate accounts for each user.
(ユーザーごとに別々のアカウントを使用する必要があります)
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