英語自体が何となく似ているけど、意味合いが微妙に異なる単語がある。その一つは、「say」と「tell」ではないだろうか。
どちらも「言う」という訳語が含まれているので、ニュアンスの違いが分かりづらい。
今回は、「say」と「tell」の違いと使い方、その意味、「tell」に関連する他の英語表現を紹介したい。
「say」と「tell」の違いと使い方
「say」 と「tell」 はいずれも、考えや情報を伝える際に使用されるが、「say」は、人の目的語を取る必要はないのに対して、「tell」は通常、人の目的語を取る点が異なる。
say: 言う
I didn’t say anything about it.
(それについては、何も言わなかった)
tell: 言う
Tell me about it.
(それについて、私に教えて)
「say」と「tell」の意味
Cambridge Dictionary によると、「say」と「tell」の意味は以下のとおり。
say:
to pronounce words or sounds, to express a thought, opinion, or suggestion, or to state a fact or instruction
(考え、意見、提案を表したり、事実や指示を示すために、言葉を発する)
tell:
to say something to someone, often giving them information or instructions
(情報や指示を伝える際に、人に何かを言う)
「tell」に関連する他の英語表現
report: 報告する
I reported the lost item to the police.
(その落とし物は、警察に届けた)
notify: 通知する
You will be notified if a delay is necessary.
(延期が必要な場合は、通知されます)
inform: 通知する、知らせる
Please inform us if you change your address.
(住所を変更した場合は、お知らせください)
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