英語で「目的」や「目標」を表す表現は、いろいろあり、goal, purpose, aim, objective などが思い浮かぶが、厳密に区別して使っていない場合があるかと思う。
それぞれに含まれている意味合いは微妙に違うので、今回は、goal, purpose, aim, objective の違いについて紹介したい。
goal, purpose, aim, objective の違い
goal: 努力が向けられる最終目的 (具体的で、短期的な目的、長期的な目的のどちらにも使われる)
purpose: 達成すべき目的または最終目的として設定されたもの (goal よりも範囲が広く、行動の意図を図る意味合いが含まれている)
aim: 明確に向けられた意図や目的 (goal よりも範囲が広く、長期的な目的で測定不可能)
objective: 努力が向けられるもの (aimより短期的、具体的な目的で測定可能)
つまり、目的の明確さの順位は、 objective > goal > aim > purpose となるようだ。
goal, purpose, aim, objective の使い方
○ goal:
Our goal is get into and win the World Series in 2021.
(我々の目的は、2021年のワールドシリーズに進出して勝つことだ)
○ purpose:
What’s the purpose of your trip? Sightseeing.
(旅行の目的は何ですか?) (観光です)
○ aim:
His aim is become a scientist.
(彼の目的は、科学者になることです)
○ objective:
Our company’s objective is maximize customer satisfaction.
(当社の目的は、顧客満足を最大化することです)
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