【英文法の基本】受動態 (受け身) の作り方を分かりやすく、例文付きで解説 !

やさしい英文法
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今回は、受動態 (受け身)。中学2年の終わりに学ぶのがこの受動態。

それほど、難しくはないが、動詞の過去分詞が出てくるので、規則動詞 (like-liked-liked など) や不規則動詞 (write-wrote-written など) の過去分詞の作り方を覚えておく必要がある。

受動態の基本は、「be動詞+動詞の過去分詞」の形をとり、意味は「~される」と訳す。
受動態の逆の形を「能動態」と呼ぶが、これは「~する」と能動的に訳す。

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受動態 (受け身) の基本形

「主語 +Be動詞+過去分詞+ by +人」

主語のあとに、be動詞+動詞の過去分詞を形をとり、前置詞の byと人がくる。

訳し方は、「~が人によってーされる

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能動態から受動態への書き換え

以下の文の能動態から受動態への書き換えのポイントは、以下のとおり。

He wrote the article.
S +  V +    O   
(彼はその記事を書いた) 

  1. 能動態の目的語 (O) を主語(S)に持ってくる。
    the article The article
  2. この主語に合ったBe動詞(能動態の動詞の時制に合わせる)と、
    能動態の動詞を過去分詞に変える。
    The article was written
  3. 前置詞のbyを置いてから、能動態の主語(S) Heを目的格のhimにする。
    The article was written by him.


※ 以下の能動態 S+V+O+O のように、目的語を2つとる場合は、受動態が2つできることに注意

Mr. John teaches us English.
 S  +  V  + O + O 
(ジョン先生は、我々に英語を教える)

We are taught English by Mr. John.  
(我々はジョン先生によって英語を教えられる)                                        

English is taught (to) us by Mr. John.
(英語はジョン先生によって我々に教えられる)

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受動態 (受け身) の疑問文・否定文

受動態 (受け身) の疑問文、否定文は、Be動詞の方法と同じように作ることができる。

肯定文
The article was written by him.
(その記事は、彼によって書かれた)

疑問文
Was the article written by him ?
(その記事は、彼によって書かれましたか?)

否定文
The article was not written by him.
(その記事は彼によって書かれていなかった)

 

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by 以外の使い方

at
I am surprised at the news.
(そのニュースに驚いている)

in
She is interested in playing the guitar.
(彼女はギターを弾くことに興味がある)

with
The mountain is covered with snow.
(その山は、雪で覆われている)

of (元の原料と変わっていない場合、”made of“)
The desk is made of wood.
(その机は木で作られている)

from (元の原料と変わっている場合、”made from“)
Japanese sake is made from rice.
(日本の酒は米から作られている)

to
He is known to everyone.
(彼はみんなに知られている)

 

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