エンゼルスの大谷選手の活躍で、メジャー関連の YouTube 動画を見ることはけっこうあるが、大谷選手に関連した表現でよく出てくるのが「jack of all trades」という英語表現。
投げて、打って、走るという3つのことを、トップクラスのレベルでやっている彼こそ「He’s jack of all trades」。
以下の動画で、字幕動画が2:05秒のときの英語を聞いてほしい。この表現を使っているのが分かる。
「彼は文字通り何でもこなす、オールランダーだ」(He’s literally jack of all trades)
今回は、この「jack of all trades」の意味と例文、関連表現を紹介したい。
「jack of all trades」 の意味
Merriam-Webster 辞書によると、「jack of all trades」の意味は以下のとおり。
a person who can do passable work at various tasks : a handy versatile person
(さまざまなタスクでまずまずの仕事ができる人:便利で多才な人)
辞書の定義からは、「複数の仕事をまずまずこなせる人、便利で多才な人」ということだけど、下の例にもあるように “master of none” という言い回しがくっついて、いい意味で使わないことがあるので注意しよう。
「jack of all trades」 の例文
○ jack of all trades (イディオム):
He is a jack-of-all-trades, master of none.
(彼は何でもこなすけど、優れた芸はない)
「jack of all trades」 の関連表現
○ versatile (形容詞): 多才な、万能の
What a versatile actor!
(何て多才な俳優なんだ!)
○ utility player (名詞): オールラウンドプレイヤー、万能選手
She is a utility player.
(彼女は万能な選手だ)
○ all-rounder (名詞): 何でもできる人
He is all-rounder.
(彼は、何でもこなせる人だ)
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