「助動詞」は、中学2年の最初で学ぶ内容。
助動詞の使い方が分かると、動詞と組み合わせて、いろいろな会話表現ができるので、覚えておくと便利だ。
今回は、助動詞「will、can、must、may」の基本的なポイントをお伝えしたい。
助動詞とは
助動詞とは、文字通り、動詞を助ける機能があり、動詞と共に使用され、「助動詞」+ 動詞の原型」の形をとる。
助動詞 will、can、must、mayそれぞれの用法は以下のとおり。
will (単純未来, 意志未来):「~だろう」「~するつもり」
(単純未来)
・He will be twenty in September. (彼は、9月で二十歳になる)
(意志未来)
・I will be right back. (すぐ戻ってくるよ)
※ will の代わりに、「be goint to+動詞の原形」(「近い未来や予定 (~するつもり)」を表す場合に使用) も可能。
→ I am going to call you sometime next week. (来週のいつか、電話するよ)
can (可能, 許可):「~できる」「~してもよい」
(可能)
・I can speak English well. (上手に英語を話すことができる)
※ can の代わりに、「be able to +動詞の原形」も可能。
→ I am able to speak English well.
また、「~できるだろう」と、「未来+可能」の意味を表したい場合、助動詞は複数使えないので「will be able to +動詞の原形」を使う。
→ You will be able to speak English well if you practice harder. (もっと一生懸命練習したら、うまく英語が話せると思うよ)
(許可)
・You can use my car. (私の車、使っていいですよ)
must (義務, 禁止, 推定):「~しなければならない」「~してはいけない」「~にちがいない」
(義務)
・I must wake up early tomorrow morning. (明日の朝早く起きなければならない)
※ must の代わりに、「have (has) to +動詞の原形」も可能 (日常会話では、こちらを使うことが多い)。
→ I have to wake up early tomorrow morning.
(禁止)
・You must not drink and drive. (飲酒運転はしてはいけない)
※ must not の代わりに、「don’t (doesn’t) have to +動詞の原形」も可能だが「~する必要はない」とい意味になり、「してはいけない」という「禁止」よりも弱くなることに注意 (日常会話では、こちらを使うことが多い)。
なので、禁止と同じ意味の別な言い方は、命令文の否定形であろう。
→ Don’t drink and drive. (飲酒運転はダメだよ)
(推定)
・She must be genius in math. (彼女は、数学の天才にちがいない)
may (許可, 推量):「~してもよい」「~かもしれない」
(許可)
・You may go shopping while I walk the dog. (私が犬を散歩させている間、買い物に行っていいよ)
(推量)
・He may be a good guy, but not my type. (彼はいい人かもしれないけど、私のタイプではない)
コメント