アメリカに住んでいるとき、旅行でホテルに泊まると、フロントにモーニングコールを頼むことがある。ただ、日本語の「モーニングコール」は、和製英語なので、そのまま “Would you give me a morning call ?”と言っても通じない。
今回は、「モーニングコール」の正しい英語表現と、その英語表現には別の意味もあることを紹介したい。
「モーニングコール」の英語表現
モーニングコールの英語は “wake-up call“
Would you give me a wake-up call at six tomorrow morning ? (明日の朝6時に、モーニングコールお願いできますか?)
ちなみに、丁寧に相手に依頼する場合は、以下の表現でいい。
“Would you” + 動詞の原形~? (~していただけませんか ?)
“Could you” + 動詞の原形~? (~していただけませんか ?)
wake-up call の定義
Merriam-Webster辞書によると、wake-up call の元々の定義は、以下のとおり。
- something (such as a telephone call from a hotel employee to a guest) that serves to wake a sleeper
(寝ている人を起こすのに役立つ(ホテルの従業員からゲストへの電話の呼び出しなど)もの) - something that serves to alert a person to a problem, danger, or need
(問題、危険、または必要性について人に警告するのに役立つもの)
つまり、”wake-up call” には、「モーニングコール」の他に、「警鐘」、「注意喚起」という意味もある。
wake-up call (警鐘) の使い方
This was a wake-up call to me. (これは自分にとっての警鐘となった)
This should be a wake-up call to everyone. (これは、すべての人の警鐘となるはず)
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