英語自体が何となく似ているけど、意味合いが微妙に異なる単語がある。その一つは、「memo」と「note」ではないだろうか。
どちらも「メモ」という訳語が含まれているので、ニュアンスの違いが分かりづらい。
今回は、「memo」と「note」の違いと使い方、その意味、「memo」に関連する表現を紹介したい。
「memo」と「note」の違いと使い方
「memo」は、社内や組織などの内部で伝達する短い公式メモ、「note」は、形式にとらわれず、付箋など何かに書き留める短いメモという点が異なっているので、「note」の方が、日本語の「メモ」と同じ意味合いがある。
○ memo: メモ、覚え書き
I sent him a memo reminding him about the meeting.
(私は、彼に会議についてリマインドさせるメモを送った)
○ note: メモ、短い記録
I was going to write her a note, but I decided to call her instead.
(彼女にメモを書こうとしたが、電話することに決めた)
「memo」と「note」の意味
Longman 辞書によると、「memo」と「note」の意味は以下のとおり。
memo: a short official note to another person in the same company or organization
(同じ会社または組織内の別の人への短い公式メモ )
note: something that you write down to remind you of something
(何かを思い出させるために書き留めたもの)
「memo」に関連する他の英語表現
○ memorandum : 覚書
He handed her the memorandum.
(彼は、彼女にその覚書を手渡した)
○ notice: 通知
I didn’t observe the notice on the wall.
(私は、壁の張り紙をよく見なかった)
○ remark : 意見、発言
She overhead the remark and reported it to her supervisor.
(彼女は、その発言をふと耳にして、上司に報告した)
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